
- リヒテル(スビャトスラフ)
- シューベルト
- ビクターエンタテインメント
ディスク1
- ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調
最高の演奏
シューベルトの最後のピアノソナタにして、40分以上の大曲です。これほど長いピアノソナタでありながらも、何百曲の歌曲を作曲してきたシューベルトの得意とするところでもあるのでしょうか、ところどころに聞かせどころが散りばめられていて、聞くものをあきさせません。リヒテルのこの曲の演奏は数あるリヒテルの演奏の中でも5本の指に入るほどの演奏です。この上ない美音に彩られていて、かつ心に曲の詩情が染み入ってくる、やはりこの人は20世紀最高のピアニストだと再確認させられます。ピアニスト、リヒテルが大好きな人、シューベルトが大好きな人には是非聞いてもらいたい曲であり、演奏です。
リヒテルのシューベルト
かってシューベルトのピアノソナタは退屈なものと見なされ、著名なピアニストに取り上げられることはほとんどなかったようだ。近年シューベルトのピアノソナタは多くのピアニストによって演奏されているが、その先駆けとなったのはリヒテルであり、また、リヒテル以上の演奏をわたしは知らない。彼はシューベルトの音楽においての一切の通年のこだわりをすてて、ほとんど無垢の愛情を抱いてピアノに向かっているようである。
シューベルトの最高傑作
“遺作”と呼ばれているシューベルト最後のピアノ・ソナタにして、最高傑作の曲です。静かな、そして切ない情感が込められた美しいメロディを、孤高の天才であったリヒテルが絶妙の解釈、運指で聞かせてくれます。曲自体がすばらしいため、一流のピアニストが演奏しているならどれでも聞き込めると思いますが、リヒテルの演奏はもはや普遍的な芸術作品です。
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